終活を行う上で取り組むべきこととは?
ご自身の死後、家族と自身の希望を共有できていない場合、お葬式、お墓、相続など、親族同士でトラブルが生じてしまうことがあります。
認知症になったときの介護や、亡くなったあとの遺産相続の準備や遺品整理身辺整理をはじめたり、介護や終末期医療、ご葬儀、といったことに関して、ご自身の考えをまとめて、周囲に意思表示をしていくことなどが大切になりますが、準備が大変そうだと思うかもしれません。
しかしネガティブになりすぎる必要はありません。一つ一つ整理して向き合い、事前に準備することでご家族の心配事や負担をへらすことはもちろん、ご自身が死と向き合うことで、自分自身を見つめ直す機会が生まれ、将来への漠然とした不安が解消し、新たな気持ちになるきっかけにもなります。
葬儀の準備を始める際に注意すべきことを以下の4点を中心的に理解して取り組むことをお勧めします。
①いつから準備を始めるべきか
②介護や臓器提供の内容について決める
③遺産相続について考える
④どんな葬儀をするかを決める
①いつから準備を始めるべきか
ベストなタイミングはひとそれぞれですが、認知症等の病気や、事故にあってしまう可能性は常にあります。そのため、元気なうちに始めたほうが良いです。病気で体が動かなくなってしまったり、判断力が低下してしまってからでは、自分の思い描いていた最後を迎えることが難しい場合や、家族に多大な迷惑をかけてしまう事もありえます。元気なうちからやることをリスト化し、できることは早いうちに行なうのが良いでしょう。
② 介護や臓器提供の内容について決める
介護や終末期医療、臓器提供などのご希望をご家族に伝えることも大切です。介護や終末期医療などをあらかじめ親族に伝えることや、臓器提供を希望される場合は、健康保険証や運転免許証、臓器提供意思表示カードなどに記入しておくことが大切になりますので取り組んでみましょう。
③ 遺産相続について考えましょう
遺言書を作成することが大切です。
持っている財産について、「自分の死後、誰かに財産を渡したい」と意思表示をする必要があります。残された親族でトラブルや手間が増えてしまいます。
そのためには意思表示の内容を法律上定められた方式にしたがって書面にしないと効力が生じるよう、生前からしっかりと遺言書を作成する必要があります。
④ どんな葬儀をするかを決める
信仰、家の宗教、宗旨宗派を確かめて、自分がどんなお葬式にしたいかを考えます。
例えばたくさんの人に来ていただきたければ一般葬、ご家族や数人の知り合いのみで式を行いたい方は家族葬、また、式を最小限にしたい方は火葬というようにお葬式と言っても様々な選択肢がございます。
さらに、ご葬儀となると残されたご家族が訃報連絡をしたり、葬儀の内容を決めなければなりません。事前準備として、連絡先リストを作成する、ご葬儀内容の希望をまとめておくといったことができます。
このような葬儀にまつわる相談は、葬儀社で事前相談会等を受け付けている場合があるので、一度相談してみるとよいかもしれません。
終活をする際に葬儀について考えている方は、さくらリビングの事前相談をご活用ください
終活をする上で葬儀について考えたいけど、事前準備で何をするのか分からなくて不安というお声もあります。さくらリビングの事前相談では、プロの葬祭プランナーと一緒に葬儀内容について確認し、葬儀の不安やお悩みをお伺いいたします。
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